ケベク(吹替:川島得愛)

百済の将軍。少年時代に父ムジンがウィジャに殺されるのを見て茫然自失したまま新羅に捕えられ、奴隷兵士となる。百済軍の先鋒として現れたウィジャを殺そうとするが、父の死の真相を知り、ウィジャを支える決心をする。

子役:イ・ヒョヌ
イ・ソジン

1971年1月30日生まれ。ニューヨーク大学経営学科。高校から大学までアメリカに留学。99年「波上の家」(SBS)で芸能界デビュー。フュージョン時代劇として大ヒットした「チェオクの剣」(03年MBC)で日本でも大ブレイク。本作品は「イ・サン」(07年MBC)以来の時代劇出演となる。

ウンゴ(吹替:うえだ星子)

名家の生まれだが、サテク妃の陰謀によって父が殺され、自分も商人に売られてしまう。成長するとサテク妃に近づき、復讐の機を狙う。幼なじみのケベクと愛し合っているが叶わない。

子役:パク・ウンビン
ソン・ジヒョ

1981年8月16日生まれ。京文大学税務会計学科。01年に雑誌「kiki」でモデルを務めた後、03年に映画『狐高怪談』で芸能界デビュー。『霜花店』で大胆なベッドシーンを披露して話題を集める。06年には「朱蒙〔チュモン〕」(MBC)に出演。

ウィジャ王(吹替:藤 真秀)

新羅出身のソンファ王妃と武王の息子。サテク妃の陰謀で母が自害に追い込まれると、周囲を欺き無能なふりをして生きのびる。ウンゴ、ケベクらの支えでサテク妃を退けることに成功するが、ケベクとの間にだんだん確執が生じ始め…。

子役:子役:ノ・ヨンハク
チョ・ジェヒョン

1965年6月30日生まれ。中央大学芸術大学院公演映像学修士。89年「野望の歳月」(KTV)でデビュー。個性派監督キム・ギドク映画の常連俳優。特に『悪い男』(02年)の強烈な演技が話題になった。シリアス、コメディなど何でもこなすマルチプレイヤー。

サテク妃(吹替:棟方真梨子)

武王の妃。佐平(チャピョン)、サテク・チョクトクの娘。明晰な頭脳と美貌を武器に人心を操り、自分の息子キョギを太子にしようと画策する。そのために邪魔なウィジャの暗殺を謀る。ウンゴには気を許し、妹のようにかわいがる。

オ・ヨンス

1971年10月27日生まれ。檀国大学演劇映画学科。90年MBC19期公式採用タレントとして芸能界入り。92年、映画『将軍の息子3』で青龍映画祭新人女優賞授賞。「朱蒙〔チュモン〕」(06年MBC)や「赤と黒」(10年SBS)で日本でも知られる。98年にタレント、ソン・ジチャンと結婚、二男をもうける。

ムジン(吹替:加藤亮夫)

ケベクの父。ソンファ王妃とウィジャ王子の護衛を任されていたが、反逆者の汚名を着せられ、身を隠して生きる。だが執拗なサテク妃の陰謀を退けるため、犠牲になる道を選ぶ。

チャ・インピョ

「愛をあなたの胸に」(94年MBC)、「星に願いを」(97年MBC)、「英雄時代」(04年MBC)、『木浦は港だ』(04年)ほか。

武(ム)王(吹替:仲野 裕)

百済第30代王。敵国、新羅の姫ソンファと結婚し、息子ウィジャを太子にしようとするが、そのためソンファとウィジャが第二妃、サテク妃一派から命を狙われてしまう。

チェ・ジョンファン

「女人天下」(01年SBS)、 「淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)」(06年SBS)、「済衆院」(10年SBS)ほか。

キョギ(吹替:岸尾だいすけ)

サテク妃の息子。幼いころから自分が太子の座に就くのだと母から教え込まれて育ったため、ウィジャを疎ましく思っている。

チン・テヒョン

「スタート」(96年KBS)、「屋根部屋の猫」(03年MBC)、「薯童謡(ソドンヨ)」(05年SBS)、「天使の誘惑」(09年SBS)、『悲夢』(08年)ほか。

チョヨン(吹替:安藤 瞳)

武術に長け、ウンゴの護衛役を務めるが、ウンゴと愛し合うケベクに幼いころから魅かれていた。兵士としてケベクとともに数々の戦地に赴くが…。

子役:ハン・ボベ

ヒョミン

K-POPガールズグループ「T-ara」のメンバー。09年にデビュー。「僕の彼女は九尾狐」(10年SBS)。

ソンチュン(吹替:木下浩之)

百済の忠臣。新羅の奴隷兵士時代にケベクと知り合う。百済の将来を見据え、国づくりに奔走する。

チョン・ノミン

「最強チル」(08年KBS)、「善徳女王」(09年MBC)ほか。

フンス(吹替:丸山壮史)

百済の忠臣。ソンチュンとともに百済の将来のために奔走する。物静かなソンチュンとは違い、思ったことをすぐに口に出してしまうために失敗も多い。

キム・ユソク

「王の女」(03年SBS)、「トンイ」(10年MBC)ほか。

テス(吹替:板取政明)

ケベクの幼なじみ。トッケの手下。成長後にケベクと再会し、ヨンスとともに戦場に出て戦う。

コ・ユヌ

「エデンの東」(08年MBC)、「善徳女王」(09年MBC)ほか。

ヨンス(吹替:江藤博樹)

テスの弟。トッケの手下。テスやトッケとともにケベクに従って戦地に赴く。

チャン・ヒウン

「姉妹の海」(05年MBC)、「イ・サン」(07年MBC)、「善徳女王」(09年MBC)ほか。

トッケ(吹替:岡 哲也)

殺人請負業者。請け負った殺人をケベクの父ムジンに依頼していた。ムジンの死後はテス、ヨンスとともに放浪するが、ケベクに出会い、彼に従う。

ユン・ダフン

「風呂場の男たち」(95年KBS)、「カムバック!スネさん」(06年SBS)、『止められない結婚』(07年)ほか。

 サテク・チョクトク(吹替:町田政則)

サテク妃の父親。百済の佐平(大臣)。一大勢力を持つ貴族。サテク妃と謀ってソンファ王妃、ウィジャを亡き者にしようとする。

キム・ビョンギ

「砂時計」(95年SBS)、「王と妃」(98年KBS)、「朱蒙〔チュモン〕」(06年MBC)、「千秋大后」(09年KBS)ほか。

キム・ユシン(吹替:佳月大人)

新羅の大将軍。ケベクが捕虜だった頃から彼の実力に一目置いていた。三国統一を目指し、黄山伐でケベクと闘う。

パク・ソンウン

「大王四神記」(07年MBC)、「エデンの東」(08年MBC)、「バーディーバディ」(11年TVN)ほか。

キム・チュンチュ(吹替:三上 哲)

後の新羅第29代王、武烈王。外交に長け、唐と同盟を結ぶ。後にウンゴに接近しある取引を持ちかける。

イ・ドンギュ

ミュージカル「馬鹿オンダルとピョンガン姫」(00年)、「復活」(05年KBS)ほか。

キム・ユシン(吹替:佳月大人)

ムジンの妻、ケベクの母。

チョン・ソヨン

クィウン(吹替:里 卓哉)

ウィジェ団の首領。

アン・ギルガン

ソンファ王妃(吹替:さがら えみ)

ウィジャ王の母、
武王の妃、新羅の姫。

シン・ウンジョン

脚本:チョン・ヒョンス「朱蒙」「チェオクの剣」        演出:キム・グンホン「朱蒙」「善徳女王」